こんにちは!代表の松葉です😊✨
介護業界にも、最近よく耳にする「地政学」という言葉が、無視できない存在になってきました。
地政学って、国際情勢や各国の政治的な動きが、私たちの経済やビジネスにどんな影響を与えるのかを考える学問なんです。
一見、介護業界とは関係ないと思われがちですが、実は私たちが運営する居宅支援事業所や訪問看護事業所にも、大きな影響を与える可能性があるので重要です!
この地政学を学ぶ中で、介護業界や訪問事業が今後生き残るために、
目先の利益にとらわれない中長期的な戦略についてお話します。
🦠コロナと震災が教えてくれたこと🦠
まず、私たちは新型コロナウイルスのパンデミックや度重なる震災を経験し、危機管理の重要性を改めて痛感しました。
介護施設や居宅支援事業所では、感染対策や緊急対応が求められ、利用者さんやスタッフの安全を第一に考えながらの運営が必要になりました。
これからも、自然災害やパンデミックのような外部リスクに対して常に備えることが不可欠です。
特に介護業界では、遠隔でのオンラインサービス提供や、テクノロジーを活用した効率的なケアの導入などが
今後の生き残りに重要な役割を果たすと考えられます。
👨⚕️人材不足と地政学リスクのジレンマ👨⚕️
介護業界が直面している最大の課題の一つは、人材不足です。
日本の高齢化が進む一方で、介護職の人手や看護師がますます不足しています。
ここで無視できないのが、地政学的リスクです。
例えば、外国人介護労働者の受け入れに関わる移民政策が今後どのように変わるかによって、
介護業界は大きな影響を受ける可能性があります。
特に、労働力を海外から依存している介護事業所では、国際情勢の変化によって人材確保が難しくなることが考えられます。
そこで、AIや介護ロボットを活用し、介護現場の負担軽減を図ることで、人的リソースに依存しすぎない
仕組みを整える必要があります。
⛽エネルギーコスト高騰と今後の戦略⛽
もう一つ、今のロシア・ウクライナ戦争が、介護業界にも影響を与えています。
特に注目すべきはエネルギーコストです。
ガソリンや電気代の高騰は、介護施設の運営コストに直結します。 訪問看護や居宅支援サービスでも、スタッフの移動費や施設の運営費が増加し、経費の負担が大きくなる可能性があります。
これに対応するためには、コスト削減を図るとともに、効率的なエネルギー使用や
再生可能エネルギーの導入を進めていくことが必要です。
また、エネルギー問題が長期化する中、自治体や他の事業者と連携し
コスト分散の取り組みも重要な戦略となると考えられます。
🌏インド太平洋地域に広がるビジネスチャンス🌏
地政学的な視点で注目すべきもう一つの地域は、インド太平洋地域です。
このエリアでは経済成長が著しく、特にインドでは急速に高齢化が進んでいます。
日本の介護技術やサービスが、これから海外市場でも大きな需要を生む可能性があります。
日本の介護業界が持つ高品質なケアや、訪問看護サービスのノウハウは
他国に輸出するビジネスチャンスとなるかもしれません。
特に、インド太平洋地域での高齢者ケアへのニーズが高まる中で、日本の企業が現地パートナーと提携し
新たな市場開拓を行うことは、中長期的な成長戦略として考える価値があります。
🌱持続可能なビジネスモデルへの転換🌱
また、介護業界でもエネルギー問題や気候変動への対応が求められています。
再生可能エネルギーの導入が進む中、介護施設や訪問看護ステーションも、環境に配慮した運営を行うことが
企業価値を高める要素となっています。
例えば、省エネルギー技術の導入や、環境に優しい施設運営が今後のビジネスにおいて重要な要素です。
消費者や取引先は、環境への配慮を重視する傾向が強まっており、企業が持続可能な形でビジネスを運営しているかが
信頼の基準となる時代です。
🗺️中東とアフリカに広がる新しい市場🗺️
最後に、注目すべきは中東やアフリカ地域です。
これらの地域では、エネルギーやインフラ開発が進み、日本の介護技術やサービスが求められています。 特に中東では、介護施設や在宅介護サービスのニーズが増えており、現地での新しい事業展開のチャンスが広がっています。
中小企業でも、リモートワークやオンラインツールの普及により、地理的な制約が減り、こうした新興市場に参入しやすくなっています。 現地のニーズに合ったサービス提供ができれば、新たなビジネスチャンスを得られる可能性があります。
✨未来を見据えた介護業界の生き残り戦略✨
介護業界においても、地政学的リスクや国際情勢を無視することはできません。
これからの介護事業所や訪問看護ステーションは、単に目先の利益を追いかけるのではなく、リスクを見据えた中長期的なビジネス戦略を構築することが求められます。
私たちも、従業員や利用者の皆さんと共に、未来を見据えた持続可能な介護ビジネスを展開し、
安心して選ばれる事業所であり続けることを目指してまいります。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします!
松葉